<ワールド・ベースボール・クラシック>7回の猛攻で3度目の正直!決勝の相手は玖馬 日本6-0韓国

福留孝介をスタメンから外してイチローを3番にし、1番センターで青木宣親を起用するなど打線を入れ替えて臨んだ3度目の韓国戦、前半はランナーを出しながらタイムリーヒットが出ず。それでも国際試合で未だ無敗の先発・上原浩治韓国打線をほぼ完璧に抑え、スコアボードには0ばかり。しかし7回表、先頭バッターの4番松中信彦が2塁打を放ち、5番多村仁送りバントできず三振で1アウト2塁となるも、6番今江敏晃の代打として登場した福留が先制の2ランホームラン!さらに7番小笠原道大がデッドボールで出塁し、8番里崎智也がワイルドピッチで2塁に進んだ小笠原を帰すエンタイトルツーベースで3-0!9番川粼宗則の内野ゴロで里崎が3塁に進むと、1番青木の代打宮本慎也イムリーで続き4-0!2番西岡剛もヒットで続いて2アウト1・3塁でこの回9人目のバッターとなる3番イチロー。5点目となるタイムリーヒットを放ち、試合の大勢を決めました。8回表には、4回に沫やホームランという外野フライを打っていた多村が今度こそ文句なしのソロホームランを放ち駄目押し。8回裏は薮田安彦がヒットとフォアボールでランナー2人を背負うも後続を断ち、試合はいよいよ最終回へ。9回表は3者凡退でしたが、9回裏は昨年までサンディエゴ・パドレスに所属し、この試合が行われているペトコ・パークを本拠地としていた大塚晶則がフォアボール1つを与えるも最後のバッター鄭成勲を空振り三振に切って取り、大会通算で3勝3敗だった日本が3度目の正直で6連勝中だった韓国を破って決勝進出を決めました!20日(日本時間21日)に行われる決勝の相手はキューバ。手ごわい相手であるのは間違いありませんが、ここまで来たら是非キューバも破って「世界一」の称号を手にしてほしいものです。